デザインワークの流れ

• Phase 1(first meeting)

  私たちにとって、はじめにクライアント様の「思い」「希望」を確認することが大切だと思いますので、直接お会いしてお話しすることから始まります。
  信頼関係を築きながら「完成予定日」「ご予算」、商業施設であれば「業態」「客単価」等具体的なお話をさせていただき、デザインのベースとなる部分を確認させていただきます。

• Phase 2(communication)

  クライアント様とのコミュニケーションの後、具体的なラフプランの計画をはじめます。平面図による導線、使い勝手等のチェックをするのが目的となります。私たちの頭の中では3次元での青写真を描きはじめているころで、平行して「カラースキーム」「照明プラン」等も考慮しだしています。

• Phase 3 (contract）

  ラフプランによって、クライアント様と私たちのコンセンサスが取れましたら、デザイン設計依頼のご契約となります。
  ご契約内容は物件ごとにご相談させていただいており、クライアント様のご希望に沿う様努めさせていただいております。

• Phase 4(master planning)

  プランニングが概ね固まってきたタイミングで「基本設計」を行います。具体的には「平面」「天井」「立面」といった図面の制作をし、3次元でのイメージも「パース」「スケッチ」等で提示させていただきます。
  ここでは、クライアント様と私たちの「完成イメージの共有」が最大の目的です。

• Phase 5(execution planning)

  基本設計にて確認をさせていただき、お互いに了承を得た内容のデザインを現実のものにする「実施設計」を行います。目に見える壁や天井のデザインは当然ですが、この段階では「電気」「冷暖房」「換気」「給排水」等の設備設計も平行して行います。
  又、この実施設計は建築設計ですと役所に提出する「確認申請図書」となります。それには建築構造設計も含まれますので、建築設計と調整しながら作成することになります。

• Phase 6(estimated adjustment)

  実施設計の内容を施工業者様に伝え、工事見積りの依頼を行います。クライアント様と信頼関係が成立している業者様がいらっしゃる場合、直接見積りの調整、交渉等をクライアント様に変わって私たちが行います。私たちも実績の中で多数の業者様とお付き合いがありますので、推奨業者様をご紹介することもできます。又、複数の業者様に合見積りをお願いする場合、私たちは中立な立場にてそのコーディネイトを致します。

• Phase 7(design administration)

  クライアント様が施行業者様と工事契約を交わした後、工事着工となります。クライアント様に引き渡すまでの間、デザイン設計監理をさせていただき、実施設計の内容通りに現場が進んでいるか、随時チェックをさせていただきます。
  又、現場が竣工した際に、デザイン設計の検査をさせていただき、問題があれば修正是正工事を指示させていただきます。

• Phase 8(completion)

  竣工検査後、クライアント様とご一緒に引き渡し検査を行います。クライアント様に現場を見ていただき、問題がないか、或は変更等の希望がないか等を確認させていただきます。それらをチェックさせていただいた後、現場完成とさせていただき、クライアント様に引き渡すこととなります。